前橋市の伝説 虎姫観音堂
厩橋城の伝説
~あらすじ~
ある時お殿様が山麓へ狩りに行ったところ、手伝いに来ていた村の娘「お虎」をみそめ、お城に迎えることにしました。
気立てのよいお虎はお殿様から寵愛を受けますが、今までの奥女中からは嫉妬の目で見られました。
ある日奥女中たちはご飯茶碗の中に針を入れそれをお虎のせいにすることにしました。
針を見つけたお殿様は激怒し、お虎を蛇やムカデを入れた大きな甕に入れ利根川の淵(虎が淵)に沈めてしまいました。
その後、大雨のたびに利根川に城の土台が削られ最後にはお殿様も城を放棄せざるおえませんでした。
お虎さんの霊を慰める為に「虎姫観音堂」を建てて『虎姫観音菩薩』を祀って有るわけですよね?でも何故か?脇侍の様に「弁才天」と反対隣に「白蛇」が祀られております。
「弁財天」七福神の一人といわれてますが、嫉妬深い神様といわれてます。
「白蛇」 虎が淵の主だとしても蛇責めに有った方の傍に置くのはどうなんでしょ?
どういう経緯で置かれるようになったんでしょ(-_-;)
それと以前は亡くなったお虎さんの事を「お虎稲荷大明神」として祀っていたとか。
稲荷様は拝み始めたら滞る?事なくチャンと祭らないと恐いとか・・・
大丈夫でしょうか?